17年前の期限切れフィルム
デジタルカメラと違って、フィルムには「使用期限」があります。
箱にメーカー推奨の使用期限が書いてあるので、
できるだけその期限内に使ったほうがいいのですが、
今はフィルムがかなりお高くなってしまい、大事に大事に使っているうちに
知らず知らずのうちに期限切れになっていた、ということがよくあります。
保存状態にもよりますが、期限切れから1年未満くらいなら、
さほどの劣化は見られないのですが、
今回発掘されたのは、2005年が期限のフィルム!
じつに17年も過ぎているのではありませんか。。。
チャンプカメラさんに現像に出しにいくと、速攻で
「あ〜これ、期限切れのフィルムですね!!」とおっしゃいました。
期限切れでフィルムが劣化すると、
・コントラストが弱くなりメリハリがなくなる
・色のりが悪くなり褪色した色彩になる
・画像が荒くなりノイジーになる
ことが考えられます。今回はご近所の散歩スナップだったので、
まぁ、あんまりちゃんと撮れてなくても仕方ないかーと思っていました。
しかし、上がってきた写真を見たら、想像以上に綺麗でびっくり!
チャンプさんが増感などしてくださったのか、
フィルムの保存状態が奇跡的によかったのか、
はたまた、天気がよくて色の綺麗なものを撮ったのが功を奏したのか。
理由は定かではありませんが、17年前のフィルムとは思えない仕上がりに心躍り、
これもフィルムの楽しさよのぅ、と思ったのであります。