「明るさ」はイメージで決める

写真の印象を左右するものはたくさんありますが、
なかでも最も重要なのは「露出(=明るさ)」です。

・ハイキー(明るめ)=ファンシー、明るい、軽い、軽快、淡い、かわいい
・アンダー(暗め)=シック、暗い、重厚感、陰鬱、渋い、かっこいい

というイメージを与えます。
たとえば、ツバキを撮る場合、明るくすると左のように爽やかなイメージですが、
暗くすると、右のようにシックなイメージになります。

ツバキは、明るく撮ると爽やかすぎてなんだかしっくりこない。
朽ちてもなお、生きる力を感じさせる執念と美しさを、力強い表現で切り取りたくなります。
だから、ツバキを撮るときは、その赤を活かすために自然に暗くしがちです。
自分が抱いている花のイメージと「そのときの気分」が、露出に現れるなぁと思います。


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