スタイルよく写すには?

スマホや一眼カメラで、風景を絡めつつ人物をスラッとスタイルよく見せるポイントは、

❶広角レンズを使う
❷やや下から写す
❸離れて写す


の3つ。

❶の広角レンズは、遠近感を強調する効果があるので、❷の下から写すことで
より頭が遠くにあるような視覚効果、つまり背が高く見える効果があります。
上の写真は、12mmの広角レンズで撮影しています。
広角レンズは端っこが流れる(歪む)ので、人物は真ん中に配置。
写真に写るときも、端っこに入ると太って見えたり、変形して見えるのでご注意を!

❷の離れて写すのは結構重要なポイント。
なぜなら、近くで下から煽ると、巨人化して迫力が出てしまうから!
自撮りも、手持ちの距離で下から写すと、巨人感が出てしまいブサイクに。

とおすすめしておきながら、この撮り方は歪むのであんまり好きじゃないんですよね。
昔は広角レンズのデフォルメ効果が面白くて景色を絡めて撮っていたのですが、
今は85mm〜200mmくらいの望遠で、遠くから撮ることが多いです。
自然な感じで歪みなく人物を写すことができます。

実は、先日、『土曜はナニする!?』(カンテレ/フジテレビ系全国ネット)の
10分ティーチャーというコーナーに出演させていただく機会があり、
生放送のスタジオで山里亮太さんを撮影したのですが…….
これが、山里さんが巨人化してしまって、放送事故というくらい下手くそな写真を
撮ってしまったんです(涙)。

失敗の理由は、山里さんに近づきすぎたこと。
前日のリハーサルで、山里さん役をやってくださったスタッフの方が小柄だったので、
当日同じ位置で撮影したら、背の高い山里さんが巨大鉄塔のように……。
ああううっ、もっと下がるべきだった……

凹みすぎて誰にも告知していなかったのですが、
なんであんなに下手くそな写真になったのだろう?と分析することで、
頭の中が整理されてとても勉強になりました。

そう、広角で人物を撮る時は、離れる!!!!

しかも煽りすぎ(下から撮りすぎ)。
……一発でいい写真を撮るのは難しいですね。
精進しようと思った出来事でした。

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