食べ物は真上or斜め
食べ物の写真を撮るとき、あれこれ悩んでしまいますが、撮り方は大きく分けて2つ。
1つは、真上から撮る。
真上から撮るのに適しているのは、高さのない料理や、上側が華やかな料理です。
たとえば、ピザのような薄っぺらいもの、ケーキのようにトッピングされているもの、
具沢山サラダなど。
ポイントは、グラフィカルな画面構成になるので、線が真っ直ぐになるようにすることです。
テーブルが曲がったり、箸やカトラリーが曲がったりしないように。
また、影が入らないように、天井からの光を消したり、
影に全部入れて光と影の部分ができないようにすると良いと思います。
もう1つは、斜め45度から撮る。
斜め45度は、見ている人の視線と同じなので、
遠くから撮れば「ご飯のある風景」、着席して撮れば「これから食べる美味しいご飯」を
伝えることができます。
ポイントは、テーブルからずり落ちるような感じにならないよう、
上に乗っている食器や花瓶などの水平垂直をしっかりとることです。
近づいて料理のアップを撮れば美味しそうに写りますが、
料理全体の雰囲気や周りの空気感などは伝わらず、
また寄りすぎてなんだかわからない、なんてことにも。
寄ったら、引いた写真も撮っておきたいですね。