雪の撮り方3選ーその2・早朝

雪が降った翌日が晴れる予報なら、ぜひ日の出前に撮影に行くことをおススメします!
朝焼けのグラデーションと白い雪で、淡い色合いの写真が撮れます!

雪が積もった写真の良いところは、画面の色情報を整理できること。
冬の木々は葉がないので、幹や枝が目立ち、黒っぽく写ってしまいます。
すると、画面内に黒が多く、渋い写真になるんですね。
それを意図して撮るのなら良いのですが、明るく淡い写真を撮りたいならNGです。
レタッチして暗部を持ち上げても、黒が浅く濁るばかりで、透明感は出ません。

ですから、木々にも雪が積もって白いキャンバスになっている状態がチャンス。
日が昇ると枝の雪はすぐに溶けてしまうので、冷え冷えの日の出前がおすすめです。

6時前。日の出の方向(東)はオレンジと紺の派手な色合いですが、西の方向はブルーとピンクの美しい空。

手前に入れると黒くなる柵も、雪なら白くボケて画面の邪魔をしません。
朝方は車も少ないので、点景として1台だけアクセントに入れやすいです。

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